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令和6年度イベント報告(54)「第18回 図書館資料片手に街角散歩」

最終更新日:2024年12月23日

寺町界隈そぞろ歩き

イベント内容

 令和6年11月17日(日曜)、第18回「図書館資料片手に街角散歩 ー寺町界隈 そぞろ歩きー」を開催しました。錦竜水を起点に、願成寺→春日神社→善福寺→安住寺→敬台寺→東光寺→還国寺→般若院→本行寺→潮音寺というコースを巡りました。午前中に降っていた雨も上がり、気温も上着一枚あれば十分という、まさに散歩日和となりました。
 まずは錦竜水を出発し、「願成寺」では大黒様を、「善福寺」では門の下に敷かれている一枚ものの青石を拝見しました。世界的彫刻家のイサム・ノグチ氏が来県して阿波青石を採石し、パリのユネスコ本部日本庭園(昭和33年完成)の石組で使われていると紹介されると、驚きの声が上がっていました。「春日神社」近辺は江戸時代から戦前まで観光の名所でした。配布資料の中の戦災で失われた三重塔や料亭の画像と現在の大滝山を見比べ、かつてに思いをはせました。
 初代阿波藩主蜂須賀 至鎮の正室敬台院の菩提寺「敬台寺」では、同所にあるフランス日本館の創設者バロン薩摩こと薩摩 治郎八氏の墓も見たいとの声が聞かれ、急遽そちらへも足を向けました。
 「還国寺」では、しじら織の創始者海部 花氏の墓所を訪れました。徳島の伝統工芸品である阿波しじら織りは、縦糸と横糸の張力の違いを活かすことで生じる“シボ”と呼ばれる独特の凹凸で知られています。最後にポルトガル人の文豪モラエス氏の墓がある「潮音寺」まで足を運び、ここで解散となりました。
 参加者たちは、ガイドの方の説明に熱心に耳を傾け、積極的に質問をされ、非常に活気あふれた街角散歩となりました。「寺町の歴史を知れて面白かった」「分かりやすく、楽しかった」などの感想をいただきました。
 ご参加くださった皆さま、ご協力くださいました一般社団法人ツーリズム徳島のガイドの方々かたがた、本当にありがとうございました。

イベントの様子


まずは錦竜水から、そぞろ歩きが始まりました。


善福寺の門下に敷かれている一枚ものの青石を拝見し、イサム・ノグチ氏についても教えていただきました。


ガイドのかたから、薩摩 治郎八氏の墓が徳島にある由来を教えていただきました。


資料を片手に、今と昔の写真を見比べながら、時代のうつろいを感じています。


還国寺の海部 花氏の墓では、阿波しじら織りや藍染めについてお話が盛り上がりました。


モラエス氏の墓がある潮音寺で解散となりました。皆さま最後まで熱心に耳を傾けていました。

お問い合わせ

はこらいふ図書館(徳島市立図書館)

〒770-0834 徳島県徳島市元町1丁目24番地

電話番号:088-654-4421(代表)・088-602-8833(移動図書館)

ファクス:088-654-4423

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