2025年2月17日 「あわぎん眉山ロープウエイ」リニューアルオープンについて ほか
最終更新日:2025年2月17日
日時:令和7年2月17日(月曜日)午後1時30分から
場所:徳島市役所 13階 第一研修室
会見項目
1. 「あわぎん眉山ロープウエイ」リニューアルオープンについて
2. 令和7年第1回徳島市議会定例会提出議案等について
記者会見資料
「あわぎん眉山ロープウエイ」リニューアルオープンについて(PDF形式:1,569KB)
令和7年第1回徳島市議会定例会提出議案等について(PDF形式:5,664KB)
令和7年度当初予算案のポイント(PDF形式:1,896KB)
令和7年度当初予算案の主要施策(PDF形式:2,174KB)
会見の様子
動画配信は、ユーチューブ徳島市公式チャンネル (外部サイト)
注記:動画サイズ=約3.30 GB、再生時間=41分13秒
会見項目説明
1. 「あわぎん眉山ロープウエイ」リニューアルオープンについて
「あわぎん眉山ロープウエイ」の4代目となる新たなゴンドラが、3月30日(日曜日)の9時から、運行を開始いたします。
3代目となる先代のゴンドラは、阿波おどり会館がオープンした平成11年に設置され、徳島市における観光事業の振興と眉山山頂への交通及び観光客等の利便性を図るためにこれまで運行してまいりました。
しかしながら、設置後25年が経過し、ゴンドラの内・外装等の経年劣化や修繕費用の増加など、さまざまな課題がございました。
こうしたことから、訪日外国人旅行者数が急激に増加する中、2025大阪・関西万博を契機としたインバウンド需要に対応するため、阿波おどり会館とともに徳島市観光の拠点施設である眉山ロープウエイを、1年を通して観光客の目的地としての魅力をさらに高めるために、25年ぶりにゴンドラのリニューアルを行いました。
新ゴンドラは、イメージ図のとおり、これまでの円筒型の形から直方型とし、丸型から角型に変わりました。そして、ゴンドラのサイズを大きくしたことで快適性の向上を図りました。現ゴンドラよりも乗客1人当たりの床面積が1.6倍と広くなります。
また、車内の窓のサイズも大きくなり、ガラス素材を使用することで透明度が増し、より視界が良好となることから、これまで以上に車内から壮大な市内の街並みを満喫することができます。
各車両のデザインは、これまでと同様、青色、赤色、黄色を基調とし、眉山ロープウエイのネーミング・ライツパートナーであります、株式会社阿波銀行様のラッピングを施すこととしております。
今後のスケジュールでございますが、新ゴンドラが3月11日頃、徳島市に搬入され、設置を行う予定です。
その後、ラッピング作業や各種検査・点検、試運転等を行ったのち、3月30日のリニューアルオープンを迎えることとなります。
各スケジュールの詳細につきましては、決まり次第、随時、情報提供させていただきます。
また、リニューアルオープンを記念して、3月30日当日、眉山山頂展望広場において、「あわぎん眉山ロープウエイリニューアル記念イベント~こんにちは、ゴンドラ
山頂の展望広場では、阿波おどりの演舞や阿波人形浄瑠璃の実演に加え、市内小学校の児童による吹奏楽の演奏会、キッチンカーの出展、さらには木育や林業の魅力発信を目的としたイベントなど、展望広場において一時を過ごすことができる多彩な催しを行いますので、是非ともこの機会に市民の皆さまをはじめ、多くの観光客の方々に新しいゴンドラにご乗車いただき、山頂からの素晴らしい徳島市の眺望をご堪能いただければと思います。
なお、リニューアルオープンに先立ち、3月25日(火曜日)には、「あわぎん眉山ロープウエイリニューアルオープン記念式典」を開催し、試乗会を行う予定としております。
記念式典等の開催概要につきましては、詳細が決まり次第、情報提供いたしますので、よろしくお願いいたします。
2. 令和7年第1回徳島市議会定例会提出議案等について
まず、3月議会の会期についてですが、お手元に配付のとおり、3月4日開会で、3月19日の閉会予定となっています。
次に、今回の提出議案等について、説明します。
お配りしている、記者発表資料の1ページをご覧ください。
「1の予算議案」が22件、
うち米印のある議案につきましては、令和6年11月22日に閣議決定されました、国の「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」に基づき、市の独自施策として、物価高騰により影響を受けている子育て世帯への支援や、地域経済の活性化を目的とした事業者や生活者への支援を可能な限り早急に行うため、開会日に先議をお願いするものです。
2ページにまいりまして、「2の条例議案」が25件
3ページにまいりまして、「3の単行議案」が7件、「4の報告」が12件、
4ページにまいりまして、「5の提出」が1件、
5ページにまいりまして、「6の追加提出予定議案」で、閉会日に追加提出するものとして、「(1)の単行議案」が1件、「(2)の人事議案」が3件、「(3)の諮問」が3件、「7の今後専決処分を必要とするもの」が3件となっています。
次に、令和7年度当初予算案についてご説明いたします。
それでは、お手元のパワーポイント資料「令和7年度当初予算案について」をご覧ください。
1ページをお願いします。
令和7年度当初予算の会計別の「予算規模」ですが、一般会計の予算総額は、1,244億円で、前年度の低所得者支援及び定額減税補足給付金関連予算を除く、9月肉付け補正後に比べ、105億6,560万円、率にして9.3%の増となっています。
特別会計の予算総額は、570億9,827万円で、前年度に比べ、4億4,338万円、率にして0.8%の増となっています。
企業会計の予算総額は、370億5,757万円で、前年度に比べ、35億7,234万円、率にして10.7%の増となっています。
2ページをお願いします。
次に、当初予算案のポイントについてですが、近年、大規模な地震が頻発し、南海トラフ地震の発生確率が上昇していることを踏まえ、大規模災害に対する不安感の軽減や、災害対応能力の向上を図ることを中心に、「徳島市総合計画2025」に掲げる、徳島市の将来像実現に向けた3つの基本理念に基づいた取組に重点を置き編成いたしました。
まず、1つ目として、「安心して暮らせる強靭なまちづくり」についてです。
大規模災害発生時の情報収集能力や対応能力を強化するほか、安全・安心で快適に過ごすことができる保育・教育・地域コミュニティの環境の充実に取り組むとともに、徳島市全体の防災力の強化を図るため、自主防災組織への支援強化や、避難所運営体制の構築を行うなど、全ての市民の皆さまが、生まれ育った場所で、心穏やかな生活を送れるまちづくりを推進してまいります。
2つ目は、「将来にわたって持続可能なまちづくり」についてです。
環境に配慮しながら、徳島市ならではの魅力をもったまちづくりを推進するとともに、インバウンド需要の取り込みや、大阪・関西万博を見据えた積極的な観光
3つ目は、「多様な幸せを実現できるまちづくり」についてです。
妊娠・出産から子育てまでを安心してできるよう、ライフステージに応じた支援体制を強化するとともに、すべての児童生徒から信頼される教育体制を実現し、学びやすい場を提供するほか、誰もが生き生きと健康的で活躍できる社会を推進するなど、誰もが生涯を通じて自分らしく生き、活躍できるまちづくりを推進してまいります。
次ページ以降で、各項目の事業を詳しく記載しておりますので、そちらでそれぞれのポイントをご説明させていただきます。
3ページをお願いします。
まず、「安心して暮らせる強靭なまちづくり」としましては、南海トラフ地震等の大規模災害発生時における情報収集能力、及び対応能力の強化のため、主に津波浸水エリアに対して、新たに高所カメラを設置するとともに、地方公共団体として日本初の救助・捜索を目的とした自動航行機能を備えた災害用ドローンの整備などを組み合わせた市独自の情報通信ネットワークの構築を図るほか、被災後の迅速な復旧・復興が可能となるよう、地籍調査のより一層の推進を目指し、調査に係る職員や予算を拡充しております。
また、令和7年度末の開設を目指し、徳島市の災害拠点となる危機管理センターの整備を進めるほか、能登半島地震の影響により、市民の皆さまからのニーズが高まっている木造住宅の耐震化は、令和6年度当初予算と比較して、ほぼ2倍の予算を確保しており、市民の皆さまの命と財産を守るため、木造住宅の耐震化を進めてまいります。
その他、熱中症対策として、市立中学校のうち2校の体育館にモデル事業として、大風量スポットエアコンを設置し、今後の空調設備整備に伴う課題検討を行うとともに、災害時に避難所となるコミュニティセンターを安全かつ機能的に利用できるよう、順次、老朽化した施設の大規模改修やトイレ洋式化に取り組んでまいります。
4ページをお願いします。
大規模災害発生時には、「自分たちの地域は自分たちで守る」という自助、共助の考えのもと、地域住民の皆さまにご協力いただくことが大変重要になります。
そこで、地域防災力の向上を図るため、自主防災連合組織に対し、これまでの活動費用助成に加え、新たに資機材整備、及び停電時の非常灯設置に要する費用についても助成を拡充するとともに、避難所環境の充実を図るため、指定避難所91施設に簡易ベッドを整備するほか、避難所運営協議会の結成費用や、訓練などの活動費用についても新たに助成制度をつくり、災害時における避難所運営体制の構築を推進してまいります。
また、消防・救急体制の充実として、高機能消防指令センターの全面更新を実施し、24時間365日、市民の皆さまの安全安心を守るため、安定的な運用を図ってまいります。
5ページをお願いします。
次に、「将来にわたって持続可能なまちづくり」としましては、地域の文化や資源を生かし、魅力あるまちづくりを進めるための施策として、徳島駅前から眉山までのシンボルゾーンの人流増加や魅力向上を図るため、阿波おどり会館や、眉山ロープウエイの
また、
6ページをお願いします。
そのほか、今年度、徳島阿波おどり空港に国際定期便が就航したことに伴う、観光
また、国内外からの観光客も含め、市民の皆さまの日常的な利便性の向上を図るため、市バス路線への交通系
7ページをお願いします。
次に、「多様な幸せを実現できるまちづくり」としましては、徳島県の制度改正に準じて、子どもを持ちたい方の経済的負担軽減のため、不妊治療にかかる健康保険の自己負担金の一部助成について、補助上限額の引き上げや、ひとり親家庭の経済的な負担軽減を図るため、令和7年10月から親の通院に係る医療費を新たに助成するとともに、小学校終了後の児童の適切な遊びと生活の場を提供する学童保育事業の安定的な運営のため、放課後児童支援員に係る新たな加算を設定するほか、放課後児童の安全で健全な活動場所を確保するため、国府第二学童保育会館を新設いたします。
また、子どもたちから信頼される教育体制実現のため、新たに校内教育支援センター支援員を配置し、不登校となる児童生徒の未然防止と、学校への復帰を支援するとともに、スクールヘルパーの派遣時間を拡充することで、教員の業務負担の軽減と、子ども一人一人に向き合う時間を確保し、子ども達の学びの質の維持向上を図るほか、学校問題解決支援コーディネーターの配置や、保護者・学校・教育委員会間連絡システムの導入などにより、学校教職員の学校現場での対応力の向上や業務の削減を図り、教育現場の働き方改革を推進してまいります。
そのほか、全国で死亡率1位である「がん」の早期発見・早期治療のため、がん検診の案内通知をはがきから封書に変更し、受診率の向上を図るほか、健康で働く意欲を持つ高齢者が自身の経験と能力を活かし、就労する機会を確保するため、シルバー人材センターへの運営費補助を増額するなど、誰もが生き生きと健康的で活躍できる社会を推進してまいります。
以上が、令和7年度当初予算案の主な事業となります。
令和7年度は「徳島市総合計画2025」がスタートする重要な年でありますことから、徳島市の将来像「おどる街 つながる笑顔 水都とくしま」の実現に向けて、市民が主役の笑顔の絶えないまちづくりを力強く推進してまいりたいと考えております。
8ページから11ページにかけては、歳入・歳出予算の増減をまとめています。
12ページをお願いします。
「財政調整基金・減債基金、地方債残高の状況」について、まず、左側の表、財政調整基金等の取崩し額ですが、前年度の9月肉付け補正後に比べ、21億円増の28億円となっております。
また、その下、財政調整基金等の年度末残高ですが、令和6年度現在の見込み額と比較して、前年度比28億円減の60億円の見込みとなっております。
次に、右側の表、地方債残高ですが、令和6年度現在の見込み額と比較して、前年度比71億円増の1,088億円の見込みとなっております。
また、その下、公債費の実質的な負担割合を示す実質公債費比率につきましては、着実に低下しており、健全な財政状況を維持しています。
以上、令和7年度当初予算案についてご説明させていただきました。
別冊の「令和7年度当初予算案の主要施策」には、主要事業等を掲載していますので、併せてご覧ください。
なお、先週の記者会見において、ご質問のありました「第一子保育料無償化」につきましては、県と同様の内容で無償化に取り組む予定でして、開始時期は、県が令和7年9月と発表しておりますので、徳島市もそれにならい準備を進めてまいりますが、県の制度の詳細が確認できておりませんので、システム改修費以外につきましては補正予算で対応しようと考えております。
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