教育長メッセージ　～新型コロナウイルス感染急拡大に備えて～（7月29日）

　日頃は、本市の教育推進にご理解、ご協力を賜り、ありがとうございます。
　中学校の運動部活動においては、いよいよ全国大会の予選を兼ねる四国大会を控え、参加者は最終調整に余念がないことでしょう。高等学校は四国及び和歌山県で全国高校総体が行われ、昨日は徳島県で総合開会式がありました。市高生を含む県下の高校生が、あふれる若い力を阿波踊りやダンス、和太鼓などで見事に表現し、全国から集まった選手やご来賓の方々に大きな感動を与えてくれました。プロデュースされた住友紀人氏（本市中学校の出身）や大会関係者に感謝いたします。

　夏季休業に入り1週間が経ちました。新型コロナウイルス感染急拡大に伴い、幼稚園・小中学校・徳島市立高等学校は現状況下、細心の感染症予防を行いながら、夏季休業中の行事を実施しております。保護者や市民の皆様には重ねましてご協力いただいておりますことにお礼申し上げます。
　これから登校日を予定している学校（園）がありますが、感染急拡大のため、次のような「夏季休業期間における登校日の感染防止対策の徹底」を依頼しました。

○全校登校日等、全校（園）園児、児童、生徒が一斉に集まる場合は、分散登校を行うなど、密集を避ける
　方法を検討すること
○対面での実施が必要な場合は、これまで行ってきた感染防止対策を点検し、さらに徹底して行うこと
○タブレット端末を活用し、オンラインでの実施も検討すること
○登校日を必ずしも実施しなくてもよい場合は、中止も検討すること

　新型コロナウイルス感染症対策のほか、熱中症対策、短期間での大雨による被害など、非日常的な生活が日常となってきております。どうか、ご家庭におかれましては、様々な予防対策に加え、夏季休業中の非常変災に対する一層の安全対策につきましてもよろしくお願いいたします。

　徳島市教育委員会　教育長　松本賢治