水道水質検査精度管理の取り組み
最終更新日:2024年3月7日
徳島市上下水道局では、水道水の水質検査の信頼性を確保するため、厚生労働省及び徳島県が実施する外部精度管理に参加しています。また、令和元年7月に公益社団法人日本水道協会から水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を受けています。そのほか、定期的に内部精度管理を実施し、水質検査の信頼性と精度の確保に努めています。
精度管理とは
試料の採取から測定結果の報告までの一連の作業について、一定の水準が維持されているか管理する仕組みのことです。
検査機関内で行う内部精度管理と複数の検査機関が参加する外部精度管理があります。この結果を元に誤差要因の解析等を実施し、必要に応じて検査技術の改善を実施します。
令和5年度厚生労働省水道水質検査外部精度管理は、登録水質検査機関206機関、水道事業者等168機関、衛生研究所等48機関の合計422機関が参加しました。徳島市上下水道局は、過去5年間でいずれも水質検査の実施体制に疑義がない「第1群」と評価されています。また、徳島県水道水質検査外部精度管理においても過去5年間でいずれも良好な結果を得ています。
無機物 | 有機物 | |
---|---|---|
令和5年度 | 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 | ホルムアルデヒド |
令和4年度 | カドミウム及びその化合物 アルミニウム及びその化合物 |
ジェオスミン 2-メチルイソボルネオール (2-MIB) |
令和3年度 | 塩素酸 | 四塩化炭素 |
令和2年度 | 六価クロム化合物 | フェノール類 |
令和元年度 | 臭素酸 | トリクロロエチレン |
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