更新日:2020年9月24日
昭和20(1945)年8月15日正午、「終戦の詔書(しょうしょ)」を昭和天皇が朗読したレコードがラジオ放送されました。いわゆる「玉音(ぎょくおん)放送」により、多くの国民は「ポツダム宣言の受諾」の事実を知ることになりました。
(吉川弘文館編集部編『日本軍事史年表 昭和・平成』、徳島市史編さん室編『徳島市史第六巻』ほか)
令和2年8月15日には、75回目の終戦の日を迎えました。この日、東京・九段の日本武道館では、先の大戦の全戦没者に対し、国を挙げて追悼の誠をささげるため、「全国戦没者追悼式」が行われました。今年は新型コロナウイルスへの感染防止等対策のため、追悼式の規模が縮減されることから、テレビ中継のほか、厚生労働省のYouTube公式チャンネルでも動画配信されました。 (厚生労働省発表令和2年8月7日 報道資料より)
戦後75年の時が過ぎ、戦争の渦中に大変な経験をされた方々もご高齢となり、語り部の方々も少なくなっていると聞いています。
二度と繰り返してはならない戦争の記憶・記録を風化させないために、そして後世に引き継いでいき、恒久平和が持続されるように、市民県民の皆様方におかれましては、お話し・記録本・史料などを、この機会にご覧いただけますよう、お願いいたします。
徳島市・徳島市教育委員会『徳島市史第六巻 戦争編・治安編・災害編』…(発行 徳島市教育委員会 令和2年3月1日)
『写真で見る徳島市百年(戦災)』…………………(発行 徳島市役所 昭和44年10月1日)『徳島市民がつづる戦後50年史』…………………(発行 徳島市(総務部総務課) 平成7年12月)
『語り継ごう 徳島大空襲』……………………………(発行 徳島市総務部総務課 平成23年3月)
徳島空襲を記録する会編
『徳島大空襲』………………………………(発行 昭和46年7月8日)
『廃墟の街』…………………………………(発行 昭和50年7月3日)
『慟哭の街』…………………………………(発行 昭和55年7月3日)
『写真集・徳島大空襲 普及版』…………(発行 昭和63年6月30日)
そのほか、各市町村史、連隊史などが各図書館に所蔵されています。
まずはお近くの図書館でご一読ください。
お願い
徳島市史編さん室では所蔵資料の閲覧はできますが、複写はできません。ご了承ください。
閲覧を希望される方は、事前に市史編さん室までお電話いただけますようお願いいたします。
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