「第3次徳島市環境基本計画－改定版－（素案）」への意見募集

　本市では、徳島市環境基本条例に掲げる基本理念を踏まえ、健全で恵み豊かな環境を保全し、その環境を将来の世代に引き継いでいくため、徳島市環境基本計画を策定しています。令和3年3月に策定した第3次徳島市環境基本計画では、めざす環境像を「四国三郎が育んだ緑豊かな環境共生都市・とくしま～将来世代とともに　希望あふれる未来をめざして～」とし、SDGsや循環型社会の視点を取り入れるとともに、地球温暖化対策に重点的・効率的に対応するため、それまで別計画としていた徳島市地球温暖化対策推進計画を内包しました。
　しかし、地球温暖化は世界中で深刻化しており、日本でも地球温暖化を原因とする大雨や干ばつ等の自然災害・熱中症患者の増加、食糧生産への影響が顕著に見られています。
　このような困難な状況を脱するため、国は長期目標として「2050年までにカーボンニュートラルをめざすこと」、中期目標として「2030年までに温室効果ガス排出量46％削減（2013年度比）をめざすこと、さらに50％の高みに向けて挑戦を続けること」を表明しました。
　この目標達成を地域から支えるため、本市でも2023年12月に2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言したところです。今後、目標達成に向けてより効果的な地球温暖化対策を推進するとともに、気候変動に適応していくためには、環境施策の充実を図り、市民・事業者・市が連携を強めることが必要であることから、本計画の基本目標1「地球市民として脱炭素社会をめざすまち（地球環境）」、基本目標5「次世代につなぐ、環境行動力の高いまち（環境学習・環境保全活動）」に絞って見直します。

（1）市域から排出される温室効果ガス排出量の削減目標の引き上げ
（2）基本目標1、基本目標5に関する取組みの充実
（3）温室効果ガス排出量の算定方法の見直し

・素案の概要（PDF形式：700KB）
・素案全文（PDF形式：8,378KB）