朝鮮通信使屏風断簡(ちょうせん つうしんし びょうぶ だんかん)
最終更新日:2020年3月15日
二面
上:縦59.3 cm 横173.5 cm
下:縦59.2 cm 横77.1 cm
江戸時代後期
徳島県指定有形文化財(絵画)
上は朝鮮通信使の上々官(通訳)が乗船した川御座船を描き、下はその供船を描いている。蜂須賀家は正徳元年(1711)には上々官第二船、延享5年(1748)には上々官第1船を提供しているが、本作品は旗の部分が痛んでいるため上々官の第何船であるかは確認できず、どちらの年度かは確認できない。
なお、徳島藩の川御座船で船名がわかっているものに、明光丸・大川丸などがある。
『◆徳島藩御召鯨船千山丸と徳島藩の船』,1997,p15
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