令和6年度 城下町講座
最終更新日:2024年10月9日
城下町講座 ―松浦武四郎「四国遍路道中雑誌」を読む―
松浦武四郎(1818~1888)は、幕末に「蝦夷地」(現在の北海道)の調査を行い、明治時代には「蝦夷地」に変わる新たな名称「北加伊道」(字は「北海道」となる)を提案したことによって、「北海道の名付け親」として世に名を知られています。
その一方で、武四郎は全国を歩き続けたことでも知られており、青年時代には四国遍路を行いつつ、四国も一周しています。武四郎はその記録を「四国遍路道中雑誌(松浦武四郎記念館蔵、重要文化財)として弘化元年(1844)にまとめています。この資料は遍路のみならず、当時の四国の様子を知り得る貴重なものだといえます。
この講座では、松浦武四郎「四国遍路道中雑誌」の内容について、講義(第1、2回)および現地見学(第3回)を組み合わせて御案内します。
第1回
[タイトル] 講義「北海道の名付け親」松浦武四郎と四国遍路
[開催日] 10月20日(日曜)
第2回
[タイトル] 講義「松浦武四郎のみた四国の城下町」
[開催日] 10月27日(日曜)
第3回
[タイトル] 城下散策「武四郎も歩いた大瀧山散策」
[開催日] 11月10日(日曜)
講師
岡本 佑弥(当館学芸員)
開催時間
いずれも午前10時から午前11時30分
場所
第1・2回目 徳島城博物館 講座室
第3回 現地
注)本講座は全3回中、第1・2回目は当館講座室での講義(座学)
第3回目は現地見学となります(阿波おどり会館前集合・現地解散)
定員
60人程度(応募者多数の場合には抽選)
受講料
1,500円(入館料・保険料込み)
申込方法
電話で住所、氏名、電話番号を博物館までお伝えください。
応募期間
令和6年10月19日(土曜)必着
この情報はお役に立ちましたか?
お寄せいただいた評価はサイト運営の参考といたします。