令和7年度 地域文化財総合活用推進事業（地域伝統行事・民俗芸能等継承振興事業）の募集について

　地域の伝統行事や民俗芸能は、その地域に暮らす人々の心のよりどころでありまたコミュニティのつながりを維持するうえで重要なものでありますが、過疎化や少子高齢化等の社会状況の変化によって担い手が減少し、行事等の継承が困難になっています。一方で、伝統行事や民俗芸能が地域活性化に資する役割も再認識され、その積極的な活用が期待されているところです。
　このため、徳島市では文化庁が令和7年度事業として実施する地域伝統行事・民俗芸能等継承振興事業について、以下の通り応募を受け付けます。

地域に古くから継承されている当該地域に固有の伝統行事や民俗芸能等
ただし、おおむね戦後に始まった祭りや行事等に関する事業は補助対象になりません

　（1）用具等整備事業（祭りの屋台の修理や衣装の新調等を行う取組）
　（2）後継者養成事業（保存会会員を対象として技術練磨等を行う取組）
　（3）記録作成・情報整備事業（記録の作成・発信やライブ配信等を行う取組）

・補助対象経費の上限
　1,000万円（税込）が補助対象経費の上限（最大補助額850万円）
　補助対象経費の85パーセントが補助金の上限で、少なくとも15パーセントは自己負担
　用具等整備事業における用具等の新調は、1点あたり10万円（税込み）が補助対象経費の上限

事業採択後から令和8年3月31日まで
令和8年3月31日までに修理等の事業を必ず完了してください

• 徳島市無形文化遺産活用事業実行委員会（事務局：徳島市教育委員会）に参加することが条件となります。
• 補助額については全体の要望額が予算額を上回った場合は減額される場合があります。
• 補助対象についての留意点は文化庁ホームページの募集内容を確認してください。

応募される団体は、文化庁のホームページの募集案内を参照のうえ、次の書類を社会教育課まで提出してください。
・申請書（MS word：17KB）（記入例（PDF形式：120KB））
・対象文化財の現況写真
・団体規約・構成員名簿（任意様式）
・見積書および仕様書（任意様式）

提出期限：令和6年12月26日（木曜日）
提出先：徳島市教育委員会　社会教育課（徳島市役所11階）
応募を予定されている団体は、必ず事前に社会教育課文化財係までご相談ください